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2007年11月14日 (水)

(株)ハコセン[函館市]

ハコセンが再生法申請 負債144億円 ほくせんが支援

クレジットカード業のハコセン(函館、資本金一億円)は十四日、札幌地裁に民事再生法の適用を申請し、再生手続きの開始決定を受けた。負債総額は百四十四億七千四百万円で、債務超過額は四十億二千九百万円。ここ数年、事業融資を積極拡大したのが裏目に出て不良債権が膨らんだ。今後は同じ日商連グループで最大手のほくせん(札幌)の経営支援で事業を継続、クレジットカードも従来通り使用できる。

ハコセンは一九五二年設立で二○○七年三月期の売上高は百六十三億五千八百万円。道南での一般消費者向けカードキャッシングやローン事業を主力とし、現在のカード会員数は約五万三千人、加盟店は約二千二百店に上る。

国内大手カード会社の進出、消費者破産の社会問題化などで消費者向け融資に逆風が吹き始めた○三年ごろから事業融資の拡大に踏み切り、地元企業などに数十億円規模の融資を実行してきた。しかし景気低迷などで不良債権が膨らんだほか、同社側の説明では新規航空会社のエアトランセ(函館)向け融資約二十億円がほぼ回収できない状態に陥っており、債務超過の大部分は事業融資の不良債権だった。

こうした状況を受けて、ハコセン向けに事業資金を融資していた四金融機関が六月、同社の大半の優良債権や不動産、定期預金などに担保権を設定。その影響で夏以降は他の金融機関も含めて新規の資金融資がストップしていた。

函館市内で記者会見した辻社長は「会社として機能的に回っていなかった」と破たんの理由を述べた上で「ほくせんの支援を得て再建に取り組み、早い時期に自らの責任を取りたい」と引責辞任する意向を示唆した。

今後はほくせんが経営支援に入り、従業員二十八人の雇用を維持。従来通り事業を継続する。札幌地裁は百万円以下の債権については弁済許可を与えており、商品代金などの債権を持つ約二千の加盟店、電気料金などの一般債権を持つ約四十社に対しては大半が弁済可能という。また担保権を設定している四金融機関の担保行使の中止も決定した。債権者説明会は二十二日午後一時から、函館ハーバービューホテル(函館市若松町一四)で開かれる。

北海道新聞
2007/11/14
http://www.hokkaido-np.co.jp/
 

フォト海道(道新写真データベース)
【写真説明】民事再生法適用を申請し、ほくせんの支援下で経営再建を進めることになったハコセンの本社=函館市千歳町 掲載 2007/11/15

 

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