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2006年11月29日 (水)

(株)石炭の歴史村観光[夕張市]

夕張「歴史村」が自己破産 負債74億円、全社員解雇

【夕張】財政再建団体となる夕張市の第三セクター「石炭の歴史村観光」(社長・後藤健二市長)は二十九日、札幌地裁に自己破産を申請した。同社によると、負債総額は約七十四億八千百七十一万円。従業員三十八人は全員解雇する予定だが、希望者は別の三セク「夕張観光開発」で再雇用する。

同社は一九八○年七月設立。夕張市の「炭鉱から観光へ」の象徴として、石炭博物館や遊園地などがある「石炭の歴史村」などを運営してきた。二○○六年三月期決算は黒字だったが、実際は市から委託金を預かり、売上金で返還する方法で赤字を計上していない。○五年度の委託料は約二十六億五千万円で、売り上げは十三億六千万円。

同社は同日夕、記者会見し、破産理由などを説明するが、市の財政破たんにより、今後は委託料など市からの収入が見込めないことが主因とみられる。市が同日から開始した観光施設の売却、委託先の公募に、同社は応募しないことを決めており、「経営資源」を失った形にもなっている。

同社は十月末、準社員十七人などに初の解雇予告をしており、現在の従業員は社員と嘱託の計三十八人。解雇者のうち、希望者は「夕張観光開発」が運営するマウントレースイスキー場と同ホテルで再雇用する考えだが、来年四月以降の雇用は保証できないという。

主要施設の「石炭の歴史村」内の遊園地の遊具は同社の所有だが、自己破産により、来春以降の遊園地の運営も事実上不可能となった。

北海道新聞夕刊
2006/11/29
http://www.hokkaido-np.co.jp/
 

フォト海道(道新写真データベース)
夕張「石炭の歴史村」自己破産 社長ら「責任痛感」
【写真説明】「万策尽きて破産することになった」と記者会見で話し、頭を下げる後藤健二社長(左)と吉田米次郎副社長 掲載 2006/11/30

 

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