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2002年2月12日 (火)

そうご電器(株)[札幌市|札証 8177]

そうご電器が経営破たん

家電量販店道内最大手のそうご電器(本社・札幌)は十二日午前、札幌地裁に民事再生法の適用を申請し、経営破たんした。帝国データバンク札幌支店によると、負債総額は三百六億円。

そうご電器は消費の低迷や、道外から進出した同業他社との競争激化により急速に収益が悪化。二〇〇一年九月中間決算で、一億四千三百万円の債務超過(資産を売却しても負債を返済できない状態)に陥り、苦しい経営が続いていた。全国大手の家電量販店が道内での展開を加速し、札幌市中心部に家電販売の大型店が相次ぎ開業して価格競争が激化。同社はこの価格競争に対応できなかったことから客離れが進んだ。一九九七年の北海道拓殖銀行の破たんによって株の評価損が発生したことも収益悪化の一因となった。

同社は一九四八年に設立した衣料品、食料品販売の「北海道相互興産」が前身。五八年に家電販売を開始した。八一年から道外に進出するなど店舗網を拡大。ピーク時には道内外約二百二十店舗を展開した。現在の店舗数は道内外で百三十一店。そうご電器は昨年五月、四年連続の経常赤字を受けて、創業者一族の沖田積社長が引責辞任。後任の岸田典正社長は、正社員の二割強の百三十九人、パート従業員百九十七人の削減や不採算店の閉鎖、役員数の半減などの改善策をうち出し、経営の立て直しを図っていた。

昨年十月には、ディスカウント店チェーンのドン・キホーテ(本社・東京)と業務・資本提携を結んで家電量販専門店からの脱却を図り、経営再建に取り組んでいた。今月十五日にはドン・キホーテがそうご電器の「YES手稲」内にテナントとして出店、四月には札幌市中央区の大型店「YES札幌」にドン・キホーテとの提携店舗をオープンさせる予定だった。業績に対する不安から株価は額面(五十円)割れが続いた。

ドン・キホーテとの提携でいったんは額面を上回ったが、再び十円台に低迷していた。第一回債権者集会は十三日午後一時から、メルパルク札幌郵便貯金会館(札幌市中央区南一西二十七)で開かれる。

北海道新聞
2002/02/12
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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