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2001年9月27日 (木)

(株)小樽ベイシティ開発[小樽市]

「小樽ベイ」再生法申請 マイカル連鎖 負債492億円 営業は継続

小樽市築港の大型複合商業施設「マイカル小樽」を運営する小樽ベイシティ開発(OBC、本社・小樽、資本金十億円)は二十七日、東京地裁に民事再生法の適用を申請、受理された。グループ中核のマイカル(同・大阪)の破たんで運転資金の融資が途絶え、連鎖破たんした。負債額は四百九十二億千五百万円。小樽市内で記者会見した篠田社長は「自主再生とスポンサー企業探しの双方の可能性を視野に早期再建を目指す」と述べた。マイカル小樽は二十八日以降も営業を続ける。

二十七日はマイカルの連結子会社でレストラン経営のマイカルイスト(同・大阪)、全額出資子会社の天山食品工業(同・東京)も東京地裁に同法の適用を申請。これでマイカル本体を含め、グループの計十六社が経営破たんした。

マイカル小樽はマイカルグループ最大の複合商業施設で、バブル崩壊後も巨大施設の建設を進めたマイカルの「巨艦主義」の象徴的存在。二〇〇〇年度の集客は約千二百七十五万人、全体の売上高は約三百五十億円。

OBCはマイカルの前身のニチイ、JR北海道、北海道中央バスなど五社が出資し一九九一年に設立、小樽築港駅貨物ヤード跡地の再開発に乗り出し、マイカル小樽を建設した。グループの百貨店ビブレやスーパーのサティが主要テナントとなり、ホテルのヒルトン小樽、娯楽施設なども入居し九九年三月に開業した。

しかし、施設の総売上高は目標の八割以下にとどまり、主としてテナントからの賃貸収入に頼るOBCも業績が低迷。今月十四日にマイカル本体が民事再生法の適用を申請したことで、資金繰りに行き詰まった。

マイカル本体の副社長を兼ねる篠田社長は会見で「人工規模からすると過大な施設だったかもしれないが、資産としての魅力は非常にある」と再建の可能性を強調。再建の具体的な道筋や、取引銀行の支援が期待できるかどうかについては明言を避けた。債権者への説明会は二十九日午後一時半から札幌市中央区北一西二の札幌すみれホテルで開く。

 

小樽ベイシティ開発(OBC)

社長はマイカル(本社・大阪)の篠田伸生副社長が兼ねる。資本金十億円。複合商業施設「マイカル小樽」(延べ床面積約三十四万平方)のうち、ホテル「ヒルトン小樽」を除く部分を所有。従業員は約三十人。マイカルからの出向社員のほか、小樽や札幌の派遣社員も勤務。マイカル小樽に入居するテナント約百二十社からの賃料がOBCの主収入。

OBC株式のうちマイカル本体の保有は三五%だが、マイカル子会社の警備会社、ジャパンメンテナンスと、マイカルとつながりの深い不動産業、北海道ショッピングセンタービルの持ち株を合わせるとマイカルやその系列会社の保有率は七五・五%。地元企業ではJR北海道(株保有率一四・五%)と北海道中央バス(同一〇%)が出資している。

北海道新聞
2001/09/28
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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