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2001年7月 6日 (金)

小樽商工信用組合[小樽市]

小樽商工信組破たん処理へ 新信組構想困難に きょうにも申請 預金は全額保護

約四十七億円の債務超過に陥った小樽商工信用組合(本店・小樽、高橋正和理事長)が、預金保険法に基づく破たん処理を金融庁に申請する方針を固めたことが五日までに明らかになった。六日にも理事会を開き、決定する見通し。同信組は事業譲渡先として新たな信組を設立する構想を打ち出していたが、構想の実現は困難になった。預金流出が続き、預金の払い戻しができなくなる恐れも出ていた。

破たん処理に入った場合、預金は全額保護され、同信組は平常通り営業を続ける。当面は健全な取引先への融資も継続されるが、出資金は保護の対象とならない。高橋理事長らは退任、経営権は金融庁が派遣する金融機関の実務経験者と弁護士が務める金融整理管財人に移り、事業を引き継ぐ受け皿金融機関を探す。

同信組はバブル崩壊後の地域経済の疲弊や、保有する金融信託商品の含み損拡大などで経営が悪化。昨年七月から行われた道財務局の検査で巨額の引き当て処理を迫られ、二〇〇一年三月期決算は債務超過が四十六億九千万円、経営の健全性を示す自己資本比率はマイナス一九・三一%に転落した。

関係者によると、同信組は自己資本比率を国内基準の四%に回復させるのに約五十七億円の増資が必要なことなどから、自主再建を断念したとみられる。また、事業譲渡先として新たな信組を設立する構想も、同信組が出資要請した全国信用協同組合信組連合会(全信組連)から回答を得ていない。同信組は小樽市や経済界に正式な出資要請は行っておらず、新信組への地域の支援体制は整っていない。

昨年七月の金融庁の集中検査開始以降、道内信組の破たんは昨年十二月の道央信組(本店・滝川)、旭川商工信組(本店・旭川)に続き三件目となる。

北海道新聞
2001/07/06
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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