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2001年4月18日 (水)

(株)山下洋服店[札幌市](29年ぶり2回目)

紳士服の山下破たん 民事再生法を申請 一部除き営業は継続 負債34億円

「紳士服の山下」の店舗名で知られる紳士服チェーン道内大手、山下洋服店(本社・札幌、十四店舗、パートを含む従業員百六十五人)は十八日、札幌地裁に民事再生法手続きの開始を申請し、同地裁から保全命令を受けた。すでに閉鎖を決めている一部店舗を除き、営業は継続する。申立代理人の村松弘康弁護士によると負債総額は約三十四億三千五百万円。

同社は一九一二年に小樽で創業した道内有数のしにせ洋服店。四九年には本社を札幌に移し、その後は札幌圏を中心に営業展開した。

八〇年代後半には、相次いで道内進出する本州紳士服チェーン店に対抗し、同社も多店舗化を推進。九一年にはファミリー層をターゲットにしたカジュアル専門店「MAGIC BAY(マジックベイ)」(現在札幌圏に七店舗)の多店舗展開も開始した。ピークの九七年六月期には四十億八千万円の売上高を計上した。

しかし、その後は消費低迷と低価格競争の激化で紳士服の売り上げが伸び悩んだ。さらに社運をかけた「MAGIC BAY」が、九〇年代末から急速に店舗網を拡大したファーストリテイリング(同・山口)の「ユニクロ」に顧客を奪われ、壊滅的な打撃を受けた。二〇〇〇年六月期の売上高は二十九億八千六百万円まで落ち込み、今年に入ってからは、ぎりぎりの資金繰りを余儀なくされていた。

今後、「MAGIC BAY」は札幌中心部の二店舗のみとし、郊外の五店舗を近く閉鎖する方針だ。紳士服販売店の営業は従来通り続けながら、「本業回帰」による再建を目指す。賃金カットや一部の人員削減も不可避とみられる。債権者説明会は二十五日に、札幌第一ホテルで開く予定。

北海道新聞
2001/04/19
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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