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1999年8月 6日 (金)

(株)アステル北海道[札幌市]

アステル北海道の清算 「携帯」攻勢で苦戦のPHS

北電系のPHS事業者、アステル北海道(本社・札幌)が会社を清算し、北電子会社で専用通信回線サービスの北海道総合通信網(HOTnet、本社・同)に営業譲渡することが六日に明らかになり、携帯電話に対するPHSの劣勢があらためて浮き彫りとなった。ただ道内では、DDI北海道ポケット電話(同)、NTT北海道移動通信網(NTTドコモ北海道、同)がともに最近、PHS加入台数の低落に歯止めをかけており、先行きは依然混とんとしている。

携帯電話の急速な料金値下げやエリア拡大で、PHS各社の戦いは厳しい。北海道電気通信監理局によると六月現在、道内では携帯電話の加入台数が約百六十八万台で、PHSの約三十二万台とは五倍以上の開きがある。中でも、アステル北海道から営業譲渡を受けるHOTnetによると、PHS加入台数が約一万四千四百台と、道内の他のPHS二社に大きく水をあけられているからだ。

一方、DDI北海道ポケット電話のPHS加入台数は昨年三月の二十一万台前半から、今年三月は二十四万台まで回復。七万台近いNTTドコモ北海道のPHSも「やや増加傾向」という。一定時間の無料通話を目玉にしたPHS販売など、新戦略が功を奏しているという。二〇〇一年には、動画も送受信できる次世代携帯電話も登場する見通し。

これにより、現在は携帯電話の三倍の高速通信が可能というPHSの数少ない優位性も消え去りそうだが、業界には「次世代携帯電話のエリア拡大には時間がかかるはずで、PHSの可能性はまだある」(NTTドコモ北海道)との見方もある。PHSは携帯電話に席けん尽くされるのか、それともすみ分けが続くのか。PHSと携帯電話の戦いはなお続きそうだ。

北海道新聞
1999/08/07
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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