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1998年9月14日 (月)

紋別地方卸売市場(株)[紋別市]

マルイチ紋別市場倒産 負債14億6千万円 遠隔取引先に打撃

経営難に陥っていたマルイチ紋別地方卸売市場(紋別市港町三、資本金千七百二十八万円)は十四日午後、旭川地裁に自己破産を申請、受理された。同日夜、紋別市内で会見した申立代理人の斉田顕彰弁護士(札幌)によると、負債総額は十四億六千万円。知事認可の卸売市場が倒産したのは「戦後、例がない」(道経済部)という。同市場は、同日朝のセリを最後に業務を停止した。

同市場は紋別とその近隣に生鮮魚介類、野菜を供給していた。同市場買受人組合(七十三人)は、経営危機が表面化した六月、網走管内の遠軽地方卸売市場と商品供給で合意しており、紋別市内のスーパー経営者は「すぐに消費者への影響は出ないだろう」という。市は状況把握の段階だが、卸売市場の不在が長引けば、滝上町など遠隔地や独自の仕入れ先を持たない小売店への商品供給、物価への影響が懸念される。

同市場は、一九九六年から、市場外業務として札幌の生鮮魚介類卸会社「丸和大興」(八月八日自己破産)と輸入冷凍タラバガニの取引を始め、九七年の市場全体の取扱高は、六十一億七千万円と前年比百十四%増を記録した。ただ、関係者によると、丸和大興とのタラバガニ取引のほとんどが伝票のみの架空取引で、五月末、丸和大興の経営が行き詰まったことから売掛金約八億二千万円が焦げ付き、債務超過に陥った。信用不安から六月初めに、市場業務が一時停止し、紋別商工会議所、金融機関などと再建について協議を続け、十七日、再建で合意する見込みだった。

しかし、斉田弁護士によると、五日、丸和大興の取引先の大手冷凍食品製造業者(東京)から、架空取引で受け取った代金一億五千万円の返還請求を受け、今後も同様の請求が予想されることから再建は困難と判断した。同市場の従業員十四人は十四日付で解雇された。

北海道新聞
1998/10/16
http://www.hokkaido-np.co.jp/

 

破産宣告(平成10年(フ)第370号)

紋別地方卸売市場(株)(紋別市港町3丁目1番8号)は9月24日、旭川地裁から破産宣告を受けた。

破産管財人は米田和正弁護士(旭川市)。

債権届出期間は平成10年10月31日まで、第1回の債権者集会・債権調査の期日は平成11年11月9日午後3時30分。

1998/09/26
旭川地方裁判所民事部
 

フォト海道(道新写真データベース)
【写真説明】倒産し、シャッターを下ろしたマルイチ紋別地方卸売市場 掲載 1998/11/25

 

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