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1990年3月11日 (日)

日新ペットフード[門別町]

1町3農協7業者が出資 マチ興し“倒産” 門別のペットフード会社 負債3千数百万円

【門別】日高管内門別町が農協、商工業者などとともに出資、設立したペットフードメーカー「日新ペットフード」(代表、十亀洋一同町助役、資本金三千万円)が資金繰りに行き詰まり解散していたことが、十日明らかになった。同町の浦田豊町長が清算人となって清算に入ったが、三千数百万円の債務処理の方法が決まっておらず、町民からは強い不満も出ている。

同社は、同町のへい死牛、馬の埋設能力が限界に達していたため、死んだ牛や馬の肉を活用したペットフード製造を目的に、昭和六十二年十一月に設立。札幌の会社役員が同町側に持ちかけて設立した会社で、この会社役員が当初、代表に就任。同町は、地元の門別、厚賀、富川の三農協や商工業者らとともに五百万円を出資した。同町はさらに町有地を工場敷地の一部として無償提供した。

ところが帝国データバンク札幌支店によると「町の保証が得られないため金融機関の融資が得られなかった」とする会社役員と、「会社経営には町は一切タッチしないことになっていた」という町側が対立。工場建設、設備の代金が金融機関の融資を受けられず決済できない状態になり、昨年五月経営難が表面化した。

このため、札幌の会社役員は代表を辞職、十亀助役が代表に就任して債務処理など対策を検討していた。しかし、四千六百万円あった債務を「三千六、七百万円に圧縮した」(同町幹部)ものの、事業再開のメドが立たず、昨年十二月、臨時株主総会を開き、解散を決議、清算に入った。

このため同社は“町おこし企業”として期待されたものの、事実上製品を作ることなく消滅、工場だけが残った。

同町によると、債務処理の具体的方策は今なお決まっておらず、農協や商工業者らと調整中だという。町が出資した五百万円は「ペットフード会社が使ってしまった」(同助役)という。

北海道新聞
1990/03/11
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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