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1983年11月30日 (水)

(株)泉製作所[札幌市]

泉製作所が倒産 美唄の産炭地振興企業第1号 負債総額14億円

産炭地振興の誘致企業として美唄市に進出していたベッド製作の泉製作所(本社・札幌市白石区大谷地二二七、資本金七千万円)は十一月三十日、札幌地裁に和議を申請、同日財産保全命令が出され、事実上倒産した。民間の信用調査機関、東京商工リサーチ道支社の調べによると、負債総額は約十四億円にのぼる見込み。

同社は昭和三十九年十二月、三井美唄炭鉱閉山後の企業誘致第一号として、アンネルベッドの製造元、東京の泉製作所が同市南美唄町に現地工場を開設。四十六年二月に分離、独立した。四十九年八月にはベッド販売部門の別会社を設立、五十七年度は年商約十四億三千六百万円をあげていた。しかし、第二工場の焼失(五十一年)に伴う再建資金負担などが重なったうえ、最近の不況やベッド需要の一巡に伴う売り上げ伸び悩み、関連会社への資金援助のための借入金増大から経営が悪化していた。同製作所には現在、元炭鉱従業員ら八十五人がおり、このうち三十三人の身体障害者が働いている。

同社は五十三年に労働省から「身障者多数雇用モデル工場」に指定され、工場改築などで助成を受けた。和議申し立てが受理されたことにより当面操業は続けられ、賃金は支払われる見通しだが、美唄市は今後、人員削減による合理化で身障者の解雇もあり得るとして対策を検討している。

北海道新聞夕刊
1983/12/01
http://www.hokkaido-np.co.jp/
 

フォト海道(道新写真データベース)
和議開始の泉製作所 身障者雇用に期待 美唄
【写真説明】和議開始で再建に向け走り出した泉製作所 掲載 1984/05/12

 

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