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1983年5月

1983年5月31日 (火)

千代田電装機(株)[札幌市]

千代田電装機倒産 負債15億

民間信用調査機関の東京商工リサーチ道支社によると、自動車電装品、バッテリー販売の千代田電装機(本社・札幌、資本金二千四百万円)は一日までに札幌地裁に自己破産を申請、破産宣告を受け、倒産した。負債総額は十五億円。

同社は昭和七年、現会長が旭川市で創業、十三年札幌に移り、二十五年法人化。日本電池、日本電装の販売代理店として、最盛期の五十五年三月期には十五億六千万円の売り上げがあったが、車両販売、運送業界の景気低迷から業績が伸びず、今年三月期は九億円前後まで落ちた。この間、五十六年十一月に日本電池のテコ入れで社長に就任したが、業績不振を乗り切れなかった。

北海道新聞
1983/06/02
http://www.hokkaido-np.co.jp/

北広運輸(有)[広島町]

砂利採取・販売の中堅「北広運輸」が倒産

民間の信用調査機関、帝国データバンク札幌支店、信用交換所道支社によると、砂利、砂などの採取、販売の中堅会社、北広運輸(本社・石狩管内広島町共栄三八七番地、田中忠義社長、資本金千九百万円、従業員百五人)は三十一日、札幌地裁から財産保全命令を受けて事実上倒産した。負債総額は二十五億円にのぼる見込み。道内の倒産では、二月に負債総額六十億円を出して倒産した旭川の家具製造、木材卸しの長谷川農林産業に次いで二番目の大きさ。

同社は昭和二十一年に設立。三十四年、法人に改組して現社長の実兄、清一氏が社長に就任。四十六年から現社長が経営に当たり、順調に業績を伸ばし、五十五年度は売上高二十三億六千九百万円、税引き後利益一億四千二百万円を上げた。しかし、公共工事の伸び悩みなどから五十六年度から売上高が減少、これに加え、昨年十一月和議を申請して倒産した広島運輸に一億四千万円の不良債権があったほか、同社を救済するため一億五千万円の砂利プラントを同社から購入するなど無理な設備投資計画が災いした。

北海道新聞
1983/06/01
http://www.hokkaido-np.co.jp/

1983年5月27日 (金)

(株)サワイ[札幌市]

破産宣告(昭和58年(フ)第71号)

(株)サワイ(札幌市白石区東札幌5条5丁目11番2号)は5月27日、札幌地裁から破産宣告を受けた。

破産管財人は武田英彦弁護士(札幌市中央区)。

債権届出の期間は昭和58年7月5日まで、第1回の債権者集会・債権調査の期日は昭和58年8月29日午後1時30分。

1983/06/08
札幌地方裁判所民事第四部

1983年5月16日 (月)

(株)松田金物店/(株)マルエ[函館市]

松田金物が和議申請 マルエも破産申し立て

【函館】建設金物と家庭金物の卸・小売りでは道南トップの松田金物店(本社・函館、松田武敏社長、資本金五百万円)は十六日、函館地裁に和議を申請して事実上倒産、関連会社のマルエ(本社・函館、社長、資本金同じ)も自己破産を申し立て、同地裁は十六日夕方、両社の財産保全命令を決定した。民間信用調査機関の東京商工リサーチ函館支店によると負債額は松田金物が十六億五千万円、マルエは三億五千万円にのぼる見込み。

同支店によると松田金物は大正十三年(一九二四年)創業のしにせ。五十八年一月期決算では売上高十七億七千四百万円を計上したが、マルエへの商品供給や資金負担などの援助が重荷になったのに加え、大手取引先の倒産などで不良債権を抱えるなど資金繰りが悪化し、融通手形操作の失敗もあって行き詰まった。マルエは土木建築資材や保安用品などを扱う関連会社として五十二年に設立したが、建設業界の低迷で競争が激化し、収益が悪化した。

北海道新聞
1983/05/17
http://www.hokkaido-np.co.jp/

1983年5月12日 (木)

(株)大洋[旭川市]

カバン、袋物卸の大洋倒産

【旭川】民間信用調査機関の帝国データバンク、東京商工リサーチ両旭川支店によると、旭川市宮下一三、カバン、袋物卸業の大洋(近藤宇米夫社長、資本金・一千百万円)は十二日、二回目の不渡り手形を出し、事実上倒産した。負債総額は六億円から八億円に上る見込み。

大洋は昭和二十一年創業、三十年四月に法人に改組。カバン、袋物の卸しを中心にしてきたが、四十五年ごろからカーペットなど、インテリア製品を扱い、五十五年六月期には十億九千三百万円の売り上げを計上した。しかしその後不況の影響で五十七年六月期には八億七百万円まで減少するなど、三年連続して欠損を出し、資金繰りに行き詰まった。

北海道新聞
1983/05/13
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1983年5月11日 (水)

(株)亀屋靴店[小樽市]

小樽のしにせ亀屋靴店倒産

【小樽】民間の信用調査機関、東京商工リサーチ小樽支店によると、小樽市内でしにせの靴店、株式会社・亀屋靴店(本社・小樽市、資本金二百万円、上山英雄社長)が十一日、二回目の不渡り手形を出し、事実上倒産した。負債総額は約二億円。

同社は昭和二年に創業、靴小売店として年々、経営規模を拡大。一時は年商三億円に達していたが、支店増設による設備投資の過大と売れ行き不振が響いた。

北海道新聞
1983/05/12
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旭栄建設工業(株)[札幌市]

旭栄建設工業が倒産 負債総額は20億円余り

民間の信用調査機関、東京商工リサーチ道支社によると、マンション、ビル建設の中堅会社、旭栄建設工業(本社・札幌市、資本金二千五百万円、従業員二十二人)は十一日、二回目の不渡り手形を出し、事実上倒産した。負債総額は二十億円にのぼる見込み。今年に入って札幌地区では最大の倒産となった。

同社は昭和四十一年、同氏が個人で創業。その後、法人に改組して、民間建築工事を中心に請け負い、五十六年十二月期には十五億二千三百万円の売上高だった。五十七年同期には売上高が二十八億九千七百万円と急伸したものの、収益面では五十六年に手がけた分譲マンションで多額の赤字を出していた上、五十七年に札幌市内に建設したビル工事で四億五千万円前後の回収不能金が発生、今年に入ってから資金繰りが困難となった。

北海道新聞
1983/05/12
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1983年5月 9日 (月)

近代店舗デザインセンター(株)[札幌市]

負債総額は12億円 近代店舗デザインセンター倒産

民間信用調査機関の帝国データバンク札幌支店によると、内装工事請負、ホテル経営の近代店舗デザインセンター(本社・札幌市北区、資本金三千万円、従業員七十一人)と同社の子会社である近代建設(本社、社長同、資本金千四百万円、従業員九人)は九日、札幌地裁へ整理を申請し、事実上倒産した。負債総額は両社で約十二億円(うち近代建設が二億円)にのぼる見込み。

同センターは昭和四十二年、大北日本タイプ店舗事業部から分離、同社専務だった林氏が社長に就任した。その後、内装部門を中心にデパートやスーパーの店内工事を手がけ、五十三年には札幌市内にビジネス形式の「ホテル近代」を約四億円で建設、兼営してきた。しかし、民需の落ち込みにより五十七年から減収、加えて子会社近代建設が手がけた分譲マンションの販売が長期化、金利負担などがかさみ資金繰りがつかなくなった。

北海道新聞
1983/05/10
http://www.hokkaido-np.co.jp/

1983年5月 7日 (土)

(株)小田原興業[江差町]

江差の砕石業者倒産

【函館】民間信用調査機関の帝国データバンク函館支店によると、砕石業者の小田原興業(桧山管内江差町豊川町七二、資本金二千万円)は経営の行き詰まりから函館地裁に和議を申請して事実上倒産、同地裁は七日、財産保全命令を出した。

同社は砕石、砂利などの販売では桧山管内のトップ企業で、シェアは最大時、同管内の七〇%を占め、五十六年三月期決算では売上高十一億七千万円を計上した。しかし、その後公共工事や民間工事の減少から売り上げが伸びず、また五十五年ごろから日高管内門別町の砕石プラントを買収するなど事業拡大を図ったことも経営悪化につながった。

北海道新聞
1983/05/09
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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