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1981年8月

1981年8月31日 (月)

(株)三浦建商[函館市]

函館 三浦建商が事実上倒産

【函館】民間信用調査機関の東京商工リサーチ函館支店によると、函館市内の中堅建材、木材業者、三浦建商(本社・函館市昭和町二二五ノ五八、三浦久次郎社長、資本金二千万円)は三十一日までに任意整理に入り、事実上倒産した。負債総額は約五億二千万円。

同社は昭和二十四年の個人創業で、四十九年に株式会社になった。堅実経営で同市内でも優良企業として知られ、五十五年二月期決算では約十二億八千万円の売り上げを計上した。ところがここ一、二年の建築需要の冷え込みによる売り上げ不振と約一億四千万円にのぼる債権こげつきに加え、今月中旬、取引先の建材会社の倒産で約五千万円の販売代金が回収不能となり、一気に資金繰りが悪化して経営が行き詰まった。

北海道新聞夕刊
1981/08/31
http://www.hokkaido-np.co.jp/

1981年8月28日 (金)

やまいち高橋興業(株)[早来町]

やまいち高橋興業が倒産 負債5億円

【早来】民間の信用調査機関、帝国データバンク苫小牧支店によると、胆振管内早来町の土木工事業者、やまいち高橋興業(高橋政一社長、資本金千四百万円)=同町遠浅一二〇=は二十八日、二回目の不渡り手形を出し、事実上倒産した。

やまいち高橋興業は四十八年設立、重機十五台を持つ同町トップ規模の会社だが、設備拡大を急いだ半面、公共工事の停滞で伸び悩み、資金不足を高利金融に依存していた。負債総額は五億円前後が見込まれ、同町最大の倒産となった。

北海道新聞
1981/08/30
http://www.hokkaido-np.co.jp/

1981年8月21日 (金)

盃運輸(有)[札幌市]

和議開始(昭和56年(コ)第6号)

盃運輸(有)(札幌市豊平区平岡12番地35)は8月21日、札幌地裁から和議手続開始決定を受けた。

管財人は佐藤太勝弁護士(札幌市中央区)。

債権届出の期間は昭和56年9月30日まで、債権者集会の期日は昭和56年10月20日午後1時。

1981/09/02
札幌地方裁判所民事第四部

1981年8月14日 (金)

(株)北興[中標津町]

破産宣告(昭和56年(フ)第1号)

(株)北興(標津郡中標津町東9条北1丁目3番地)は8月14日、釧路地裁根室支部から破産宣告を受けた。

破産管財人は稲澤優弁護士(釧路市)。

債権届出の期間は昭和56年9月25日まで、第1回の債権者集会・債権調査の期日は昭和56年10月22日午後1時。

1981/08/24
釧路地方裁判所根室支部

丸八水産(企)[森町]

丸八水産が和議申請 森 負債は十億八千万円

【函館】カマボコ製造販売の丸八水産企業組合(出資総額千五百万円、従業員百二十二人)=渡島管内森町森川町二九一ノ三=が事実上倒産し、十四日、函館地裁に和議を申し立てたのを受け同地裁は十五日、同組合の財産保全処分を決定した。負債総額は約十億八千八百万円。

同組合は中小企業等共同組合法に基づき、二十五年に設立された。四十八年、新技術による「きざみ製品」を開発して売り上げが急増。五十五年度の売り上げは約八億八千万円で、道内市場シェアでは第三位の五・七%を占めていた。

申立書によると、最近の原材料と包装費の高騰に加え、工場の移転、新築に際して資金を導入したことが経営を圧迫。一方、投資に見合うだけの売り上げを達成できず五十五年度は約一億五千万円の欠損を出した。また、五十六年度中間決算でも営業面だけでも七千二百万円以上の欠損を計上した。

和議条件は、債権の五〇%をカットし、残りを十年間で返済するというもので「年間十五億円の生産が可能だから経営努力によって再建できる」としている。債権者は約百五十人。

同地裁は早ければ来週中にも監理委員を選任し、同組合の経営内容など調査したうえ、和議手続きを開始するかどうか決定する。

北海道新聞
1981/08/16
http://www.hokkaido-np.co.jp/

1981年8月10日 (月)

(株)熊石紳装[熊石町]

熊石紳装に破産宣告

【函館】五月下旬、会社更生法の適用を申請で事実上倒産した道内最大手の紳士服商社、紳装の連鎖倒産となった桧山管内熊石町の熊石紳装(西田一也社長)に対し、函館地裁は十日、自己破産を宣告、破産管財人に函館市の大井勇弁護士を選任した。

申立書によると、同社は親会社の紳装倒産後、二回の不渡りで工場を閉鎖。その後、同町の協力を得られなかったうえ、大手業者との提携も不調に終わり、自己破産に追い込まれた。負債総額は一億五千二百万円余りで、三千百万円余りの債務超過となっている。債権届出期間は九月十二日まで、第一回債権者集会は十月二日同地裁で開かれる。

北海道新聞
1981/08/11
http://www.hokkaido-np.co.jp/

1981年8月 6日 (木)

(株)上ノ国紳装[上ノ国町]

上ノ国紳装に破産宣告 函館地裁

【函館】五月下旬、会社更生法適用を申請して事実上倒産した道内最大手の紳士服商社、紳装(本社・小樽)の連鎖倒産となった桧山管内上ノ国町大留二四七ノ三、上ノ国紳装(若狹大四郎社長)に対し函館地裁は六日、自己破産を宣告、破産管財人に函館市の前田健三弁護士を選任した。

上ノ国紳装は、上ノ国町が過疎対策の一環として誘致、四十九年暮れに資本金二千万円で設立された。親会社の紳装の倒産で事業継続が困難になり、五月二十日付で工場閉鎖、七月下旬、同地裁に自己破産宣告を申し立てていた。同社の負債額は一億二千四百万円余りで、九千六百万円余りの債務超過となることから、同地裁は破産者の決定をした。債権届け出期間は九月十日まで、第一回債権者集会は午前十時から同地裁で開かれる。

道南地方には、上ノ国紳装のほか熊石紳装(同管内熊石町)、大成紳装(同大成町)があり、熊石紳装も同地裁に自己破産宣告を申し立てている。

北海道新聞
1981/08/07
http://www.hokkaido-np.co.jp/

1981年8月 5日 (水)

三和食品(株)[小樽市]

珍味加工の三和食品が倒産

【小樽】民間の信用調査機関、東京商工リサーチ小樽支店によると、小樽市内の珍味加工業、三和食品(資本金八百万円)は、五日、一回目の不渡り手形を出し、会社整理―廃業を決め、事実上倒産した。原魚高と販売不振が経営行き詰まりの原因で、負債総額は四億円と見ている。

同小樽支店の調べでは、三和食品は昭和三十三年の設立。タコの珍味を主力にイカ、タラなどの各種珍味を製造し、道内各地のほか本州でも販売。製品の種類の豊富さと高品質で売り上げを伸ばし、年商は七億百万円(五十六年二月期)に上った。しかし、二年ほど前から原魚高の製品安に苦しんでいたうえ、ことしに入ってから需要が急激に落ち、経営危機に陥った。経営好転の見通しが立たないことから、一回目の手形不渡りの段階で「廃業に踏み切ることにした」(三和食品役員)という。

北海道新聞
1981/08/06
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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