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1980年6月16日 (月)

本間水産[留萌市]

本間水産が事実上倒産 「北商」関連では道内初

【留萌】先に倒産した「北商」への“カズノコ債権”焦げつきで、四月初めから休業状態だった留萌市花園町三、水産加工会社「本間水産」(資本金一千万円、本間忍社長)は十六日、二度目の不渡り手形を出し、事実上倒産した。「北商」関連の倒産は道内初めてで、同社納入負債総額は約七億円とみられている。全国のカズノコ生産の約五割を占める地元、水産加工業界では大きなショックを受けており、同社の倒産は今後取引信用不安の引き金にもなると見て不安の色を濃くしている。

同社は昭和二十九年に創業。主に塩カズノコ、タラコの魚卵を主体に身欠きニシンなどを生産し、東京、神戸、名古屋などに出荷しており、五十四年度の年商は二十一億四千万円と、同市内二十水産加工業者の中では、中堅どころといわれている。

帝国興信所札幌支店と東京商工リサーチ旭川支店によると、同社は昨年暮れ「北商」に四億円分の製品カズノコを売ったが、「北商」が今年一月末に倒産。これにより代金四億円のうち二億円分(約十五億トン)引き上げたものの、一億九千六百万円の約束手形が焦げつき、資金繰りに行き詰まった。

このため、同社では四月以降、休業し、在庫減らしにつとめたが、道漁連に対する原魚買掛残の手形五千七百万円を決済できず、十四、十六日の両日にわたって、それぞれ一千万円の不渡り手形を発行してしまった。

同社の負債規模は四月時点で約十億円、その後在庫処分で現在の負債は約七億円、うち銀行債務が五億六千三百万円に達している。

北海道新聞
1980/06/18
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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