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1980年4月 4日 (金)

(株)チヤンピオンクツク札幌[札幌市]/キヤプテンクツク(株)[函館市]

まさに戦国時代― 外食産業またダウン

函館、札幌など道内各地に合計百八十店余りのレストラン、総菜店を構える道内外食産業大手「チャンピオンクック」グループの「キャプテンクック」(本社・函館市、柳沢和昭社長)と「チャンピオンクック札幌」(本社・札幌市、柳沢和昭社長)の二社が四日、それぞれ函館、札幌両地裁に商法に基づく会社整理を申請、事実上倒産した。

道内大手「チャンピオンクック」負債40億 会社整理を申請

民間信用調査機関によると、過大な設備投資をしたうえ利用客の減少で売り上げが落ち込み、同グループの数の上での急成長で管理面の弱さも表面化した結果とみられ、負債額は同グループ全体で四十億円前後にのぼるものとみられている。道内の外食産業としては今年一月のファミリーレストラン「マウンヴィル」(札幌)、三月下旬に経営行き詰まりが表面化した焼き肉レストラン「OK牧場」(同)に次ぐ三番目。なお、同グループは営業だけは続けている。

札幌地裁は同日午後、「チャンピオンクック札幌」の申請に対して財産保全命令を出した。函館地裁も五日以降、「キャプテンクック」に対し同命令を出す見込み。

民間信用調査機関の東京商工リサーチ函館支店によると「チャンピオンクック札幌」は昨年三月、四億円で食品工場を買収したが、同業者の競合でレストラン関係の客が減り、総菜店部門の利用客も低迷、さらに、グループが急成長し総菜店を含めると百八十店余りになったため経営管理、人事管理体制の弱さが表面化した。

同年度には仕入れ先の協同組合(東京)とのトラブルが起き、同年十一月ごろから業界に信用不安説も流れた。さらに、今年二月の時点で売り上げ目標グループ全体で六十億円に対し同五十二億円にとどまった。そこで、「チャンピオンクック」「大門共同購買部」(函館)、「チャンピオンクック札幌」、「チャンピオンクックフードサービス」(札幌)の四社を合併、経営の立て直しを図ろうとしたが、経理面が複雑なため金融機関からの融資が思うように受けられず失敗。四月上旬の手形決済を控えて商法に基づく会社整理を申請した。

負債額は、リース会社、金融機関、一般債務を含めて三十八億円から四十億円前後とみられ、さらに増える可能性もある。

北海道新聞
1980/04/05
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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