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1980年3月26日 (水)

(株)オーケー牧場[札幌市]

本道の外食産業 赤信号 「オーケー牧場」KO 関連会社と相次ぎ不渡り 負債7億円

フランチャイズ・チェーン方式で急速に店舗展開していた焼肉レストランのオーケー牧場(本部・札幌市、資本金二千万円)と関連会社のサンアート(本社・札幌市、資本金二千万円)が二十六日、相次いで不渡り手形を出し、経営が行き詰まった。道内の外食産業としては、今年二月に倒産したファミリーレストランの「マウンヴィル」(札幌市内で三店経営)に次ぐもので、負債総額は七億円前後にのぼる見込み。

オーケー牧場は、内装工事業であるサンアートの食品事業部として五十三年春から営業を始め、五十四年五月に分離独立、全道的に加盟店の増加を図り、わずか一年ぐらいの短期間に三十二店舗に達している。加盟店は本部に協力金などを入れ、月々売り上げの五%を納めるシステムを採用している。

帝国興信所札幌支店、東京商工リサーチ調べによるとサンアートは、加盟店の店舗の新増設を担当、本部は食材の仕入れ、加工窓口として営業していたが、資金面で弱体なのに急速にチェーン化が進んだため金融操作が思うようにいかず、さらに本部が加盟店に対して特別協力金、新事業協力金など相次いで臨時のきょ出を要請したことから、これに不満を持つ加盟店舗が本部に出す手形を故意に不渡りにするなどの対抗手段を講じたため、急速に経営を悪化させ、本部は昨年十二月から本部機能を停止していた。

帝国興信所によると、負債額はサンアートが一億七千万円、本部が四億四千万円、さらに不明朗な面もあるのでざっと七億円にのぼると見られている。

なお、加盟店は最近では本部を通さずに食材などを相互に融通し合っており、今後も本部から独立独自に営業する方向で検討中。

「マウンヴィル」の倒産に始まった道内の外食産業は、戦国時代から整理期に入ったといわれ、今回のケースは形態が異なるとはいえ、外食産業の斜陽化を示すものともいえるようだ。

北海道新聞
1980/03/27
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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