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1979年6月

1979年6月30日 (土)

北誉製菓(株)[札幌市]

北誉製菓が事実上倒産 負債二億五千万円

土産菓子製造ではしにせの北誉製菓(本社・札幌、資本金一千万円)は三十日、二回目の不渡り手形を出して事実上倒産、会社整理に入った。帝国興信所札幌支店の調べによると、負債額は二億五千万円にのぼる見込み。

北海道新聞
1979/07/01
http://www.hokkaido-np.co.jp/

1979年6月 7日 (木)

丸正建設(株)[旭川市]

旭川の重機リース大手 丸正建設が倒産

【旭川】旭川市内では重機リース業の草分け的存在、丸正建設(旭川市東三ノ五、資本金一千万円、従業員三十人)は、このほど二回目の不渡り手形を出して銀行取引を停止され、倒産した。東京商工リサーチ旭川支店の調べによると、負債総額は約六億五千万円で、同市内では二月末の繊維小売りのマルショウ(負債総額七億五千万円)に次ぐ大型倒産となった。

同リサーチによると、同社は三十七年四月に設立され、重機賃貸や官公庁の土木工事の元請けや地元大手建設業の下請け、さらに本州での工事にも手を広げ、年間九億円の業績をあげていた。しかし、社長が昨年末から病気入院で業務に支障をきたしていたのに加えて、下請け数社に対する資金援助が焦げつき、倒産に追い込まれた。さらに同社が中核として参画していた日新建設事業協組(十四社加盟)が五月に銀行取引停止処分を受け、同協組に対する資金流出も相当額に上ったことも一因に上げられている。

北海道新聞
1979/06/10
http://www.hokkaido-np.co.jp/

1979年6月 5日 (火)

北海道イレブン(株)[小樽市]

輸入品攻勢受け業績悪化 道内最大手のスキーメーカー「イレブン」行き詰まる

【小樽】「イレブン」の製品名で全国的に知られる道内最大手のスキーメーカー・北海道イレブン(小樽市桜一ノ四ノ一二、資本金三千五百万円)が五日、一回目の不渡りを出し、行き詰まりを表面化させた。同社としては近く債権者会議を開いて内整理を取り付けたい意向。最近の輸入物スキーの攻勢に打ち勝てなかったのが原因で、負債総額は六億円前後と見られる。

同社は、スキー販売のアジア商会(現本社・札幌)の製造部門として二十五年に「アジアスキー工業」の名で設立され、四十四年に「アジアスキー」に名称変更した。五十二年三月には同商会の系列から離れ、北海道通信電設(本社・小樽)グループに入るとともに、社名も現在名に改めた。製品は主に高級品で、「イレブン」の銘柄は全国に知られており、なかでも指導員向けの「イレブンDM(デモ)インストラクター」は世界の有名ブランドと肩を並べていた。

民間の信用調査機関・東京商工リサーチ小樽支店、帝国興信所小樽支店などによると、オイルショック後は国産品輸出が不振になったうえ、輸入品の攻勢もあって、国内市場が供給過剰の状態にあり、販売が伸び悩んでいたところへ、この二月に、大阪のスキー問屋「トミヤ」と札幌のスキー小売業「クラウンエース」の倒産で八千万円の不良債権が発生したのが命取りになった。五十三年三月決算では年商六億二千万円。今期決算で二億六千万円の累積欠損が出る予定。

同社としてはこの二十日前後に債権者会議を開き、内整理の了承を得たい意向だが、「イレブン」は道内にも愛好者が多いだけに、ユーザーにも波紋を投げかけそうだ。

北海道新聞
1979/06/06
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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