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1979年5月21日 (月)

(株)伊賀商店[釧路市]

原魚不足で事実上倒産 大手水産加工の伊賀商店 釧路

【釧路】帝国興信所釧路支店が明らかにしたところによると、釧路市の大手水産加工・卸売業者、伊賀商店(伊賀昭夫社長、資本金二千万円)は二十一日午前、経営不振から釧路地裁に和議を申請、同日午後受理されるとともに財産保全命令が出され事実上、倒産した。二百カイリにからんで昨年来、釧路地方の水産加工業者は深刻な原魚不足に陥っているが、それが原因で釧路市内で倒産が出たのは同社が初めて。

同社はサケ・マスの加工など加工と道内外への水産物卸売が主な業務。五十三年一月の売り上げ八十億千三百万円に対し、五十四年一月期は商材不足から四十二億千九百万円と半減。利益も前期は二百八十一万円を計上していたが、五十四年一月期は一挙に一億三千九百万円の赤字となり、運転資金不足が表面化し和議申請した。これまでの調べでは負債総額は十億五千七百万円にのぼり、うち六億円が金融負債。六月二日債権者会議を開いて今後の取り組み方を協議するが、加工部門からは撤退し、卸売とミール部門で再建を図りたい考え。

同社は明治二十年(一八九七年)創業で釧路では大手。業界の話だと、倒産の直接の引きガネは売り上げ減少だが、四十八年、同業者と共同で設立したミール工場が不振で赤字を計上、足を引っ張られたほか、それまで表面化しない累積赤字もあったといわれる。

北海道新聞
1979/05/22
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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