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1978年10月

1978年10月25日 (水)

神野建設工業(株)[旭川市]

神野建設が事実上倒産

【旭川】旭川市川端町一一、神野建設工業(神野正吉社長、資本金三千五百八十二万円)は二十五日、二度目の不渡り手形を出し、銀行取引停止処分を受け、事実上倒産した。負債総額は約三億五千万円にのぼる見込み。

東京商工リサーチ旭川支店調べによると、同工業は旭川市内を中心に、土木工事請け負いで年商約七億円をあげる中堅企業。五十一年から始めた生コン製造販売が当初目標通り業績が伸びず、ダンピングをしたことから企業収益が低下、不良債権のコゲつきで資金繰りが悪化、二十日九百八十万円、二十五日五百三十三万円の不渡り手形を出した。

北海道新聞夕刊
1978/10/26
http://www.hokkaido-np.co.jp/

東海造船(株)[函館市]

東海造船が再び不渡り 事実上の倒産 二百カイリ減船響く 函館

【函館】函館ドックが、大量の人員削減を含む経営計画案を組合側に示したばかりの函館で、今度は同じ函館市内の中堅造船会社、東海造船(本社・同市弁天町二一ノ一一、村上岩夫社長、資本金二千万円)が、二十日の二千万円に続いて、二十五日にも二回目の不渡り約二百万円を出し、事実上倒産した。市内の造船業界では、昨年八月の日魯造船以来の倒産。

同社の従業員は四十四人。昭和四十二年四月に、西浜造船所を整理し、現会社として再出発したが、創業は古く大正七年。鉄鋼漁船の建造と修理を主体に操業してきた。

五十三年度(五月期)の決算でも、売上高は約四億八千万円で、若干ではあるが黒字を計上してきた。しかし、二百カイリの実施による減船で、船主側の支払い能力が低下。今年八月以降、ほとんど仕事がなくなるなど、資金繰りが悪化していた。

民間信用調査機関の調べによると、同社の負債総額は金融関係の約二億円など四億円以上。二十五日の手形については、銀行側が押さえているものの、すでに一部銀行では取引停止をしており、函館商工関係者では倒産は不可避とみている。

しかし、同社の下請け造船所だけでも十六業者もあり、関連倒産も予想されることから、同商工会議所では、道など関係者方面に対して融資など救済措置を講ずるよう働きかけている。

北海道新聞
1978/10/26
http://www.hokkaido-np.co.jp/

1978年10月13日 (金)

石川食品工業(株)[小樽市]

珍味の石川食品、事実上倒産 負債総額は約十二億円

海産物加工・珍味卸しの石川食品工業(小樽市花園、資本金二千万円、従業員八十七人)は、二回にわたって不渡り手形を出し事実上倒産した。負債総額は十二億円内外とみられている。

帝国興信所札幌支店が十四日公表したもので、それによると同社はスケソウダラ加工を主体としており、五十二年度の売上高は十六億円の道内同業界では中堅にランクされている。

北海道新聞夕刊
1978/10/14
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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