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1978年4月 7日 (金)

(株)まるしめストアー[釧路市]

まるしめストアー(釧路)倒産 負債九億円 過大設備投資たたる

【釧路】釧路市内の中堅スーパーが、七日、不渡り手形を出し、事実上倒産、同日朝から営業を休んでいる。同市内では三月末にしにせデパートの丸ト北村が、二十六億円の負債を抱えて和議申請を行ったばかりで、相次ぐ大型倒産に関係者の表情は暗い。

このスーパーは、釧路市花園町三ノ八、株式会社まるしめストアー(佐々木忠司社長、資本金一千万円、従業員百十人)で、七日、三千二百五十万円の手形をすでに当座預金を解約している銀行に持ち込み、残高なしで戻され、“不渡り”となった。民間信用調査機関などの調べによると負債額は約九億円。

五十年秋から経営が悪化、五十一年二月から同社などで作った共同仕入れ会社の北海道セルコ(本社・札幌市)の支援を受け、経営立て直しを図ったが、五十一年一月期決算の二十億六千万円をピークに五十二年は同十八億七千万円、五十三年も同十七億六千万円と売り上げは減少の一途。これによる大幅債務超過で、再建は困難との見通しから北海道セルコが支援打ち切りを決めたため、この日、不渡り手形を出し、事実上の倒産となった。

同社は二十四年に個人企業としてスタート、三十六年に法人となり、その後、四十年に暁町支店を出したのを皮切りに、四十九年までに矢継ぎ早に店舗を新増設、市内六店舗、中標津町一店舗(昨年三月閉鎖)まで膨れ上がり、市内ではスーパーのトップになったが、三億円近くの設備投資で資金不足に陥り、高金利の金融に依存するなど、五十年暮れごろには運転資金にも不足、北海道セルコに支援を要請していた。原因は過大設備投資のほかスーパーの大型化による競争激化、不況による消費力の低下などがあげられる。

北海道新聞
1978/04/08
http://www.hokkaido-np.co.jp/

 

まるしめストアーに財産保全命令 道セルコが破産申し立て

【釧路】七日、三千二百五十万円の不渡り手形を出し事実上倒産した釧路市花園町三ノ八、株式会社「まるしめストアー」(佐々木忠司社長、資本金一千万円)に対し、最大の債権者である北海道セルコ(本社・札幌)は十日午前、釧路地裁に破産の申し立てを行った。このため同地裁はただちに、同ストアーに財産保全命令を出し、とりあえず生鮮食料品を換価処分し、代金を供託するよう指示した。

北海道新聞
1978/04/11
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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