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1976年9月28日 (火)

日本合同罐詰(株)[根室市]

銀行取引停止に 日本合同罐詰 再建の見通し立たず

【根室】道東かん詰め業界トップクラスの日本合同罐詰(碓井勝三郎社長、本社・根室市清隆町二ノ二、資本金一億円、常用従業員六十五人)が二十八日、二度目の不渡り手形を出し、事実上倒産した。民間の信用調査機関、帝国興信所釧路支店、東京商工リサーチ北海道支社によると、負債総額は三十八億円にのぼり、現在のところ再建の見込みは立っていない。

同社は三十三年二月、根室市内の中小かん詰め業者十三社が合理化のため統合、さらに三十四年には釧路地区の四社も加わり、根室市内の六工場(うち一工場は休業中)のほか釧路市、根室管内標津町、上川管内上富良野町にも各一工場、さらにカニ船を持ち、年商は三十三億七千二百万円(五十一年一月期決算)にのぼる道内の大手。

同社は二十七日、二千二百八十八万円が不渡りになったのに続き、二十八日にも七百九十万円が不渡りとなり銀行取引停止となった。

同社の経営内容はサケ・マス六〇%、カニが二〇%、サバ一五%、その他五%となっており、かん詰めは東食、三菱商事を通じて欧米、東南アジアに輸出していたが、ドルショック、オイルショック後の輸出不振、為替差損などで赤字がかさみ経営が悪化、今年も主力のピンクかんの原料マスが高値となり、行き詰まりを早めた、とみられている。

しかし、同社の負債の多くは商社、金融機関からのもので、関連倒産は当面なさそうだ。また、同社経営陣、融資関連企業は会社更生法の申請など対策を検討しているが、各工場は汚水処理施設の不備なものが多く、再建はきわめて難しいとみられている。

北海道新聞
1976/09/29
http://www.hokkaido-np.co.jp/

 

合同罐詰が会社更生法申請

【釧路】三十八億円にのぼる負債を抱えて倒産した日本合同罐詰(碓井勝三郎社長、資本金一億円)=根室市清隆町二ノ二=は二日午前、釧路地裁に会社更生法の適用を申請した。

同社は道東かん詰め業界のトップクラスで、根室市内の六工場のほか、釧路市、根室管内標津町、上川管内上富良野町にも各一工場があり、さらにカニ船を持ち、サケ・マス、カニ、サバなどのかん詰めを生産していた。年商は五十一年一月決算で三十三億七千二百万円。

同社は欧米、東南アジアにかん詰めを輸出していたが、ドルショック、オイルショック後の輸出不振で経営が悪化、さらに今年は主力のピンクかんの原料マスが高値となりこれに追いうちをかけた。このため、九月二十七日、二千二百八十八万円の不渡り手形を出し、同二十八日にも七百九十万円が不渡りとなって銀行取引停止され、内部整理に入っていた。

北海道新聞
1976/10/02
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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