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1976年9月20日 (月)

(株)北興信用商事[札幌市]

北興信用、行き詰まる かなりの運転資金を庶民に依存 負債総額22億円 道内最大のサラ金

サラリーマン金融では本道最大手の北興信用商事(資本金一億円、本社・札幌市白石区本通五南一二)は、経営の行き詰まりから十六日と二十日の二回、道銀、拓銀の各白石支店で合計一億四千万円の不渡り手形を出し、事実上倒産した。民間の信用調査機関・帝国興信所札幌支店などの調べでは負債総額は二十二億円に達する見込み。同社は運転資金のかなりの部分を庶民の出資金に依存しているといわれ社会的にも波紋を広げそうだ。

北興信用商事は二十六年三月、金融業・東商店(夕張)からスタート、二十九年三月に法人に改組。当初は手形割引と小口金融を主体としていたが、三十八年十月に札幌へ進出、現社名に変更して、札幌市内のほか、苫小牧、帯広に支店を開設、サラリーマン金融、不動産などにも業務を拡大した。

五十一年九月期は年収四億八千六百八十二万円、税引前利益四千五百四十八万円を計上。また、年間の延べ資金運用高は五十二億円内外、貸付残高は十二億八千万円(うちサラリーローン三億円)内外にのぼっているが、四十八年ごろ苫小牧市沼の端、同市糸井、日高管内厚真町、胆振管内虻田町などの原野、宅地などの買い付けで資金約六億円が固定化、折からの不況で転売ができなかったうえ、サラリーマン金融業界の過当競争から収益も伸び悩み、資金繰り難に陥った。

同社は自己資金のほか、百数十人から出資金を募り、資金繰りに充てているといわれる。

北海道新聞
1976/09/21
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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