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1976年2月

1976年2月28日 (土)

(有)ホンダマイカーランド[帯広市]

親会社長崎ホンダ四輪に連鎖

中古自動車販売のホンダマイカーランド(帯広市西13条南1丁目5番地)は2月25日と28日、不渡りを出し銀行取引停止処分となった。負債総額は4000万円内外。

親会社同様経営はズサンで、その親会社が第1回不渡りを出した後、解散を決議し整理業務に入る矢先、親会社も堪えきれなくなり、同時に破綻が表面化した。

東京商工リサーチ
1976/03/22
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(有)参貴産業[札幌市]

日本ロンド(東京)の余波

不動産業の参貴産業(札幌市中央区南13条西1丁目)は2月16日と28日、不渡りを出し銀行取引停止処分となった。

50年春、日本ロンドと仁木町長沢の山林の売買契約を結び、一部手形を受け取り金融業者で割引いていたが、同社が8月19日に不渡りを出したため、以後その余波を受け、融手、高利資金の流用がかさみ行き詰まった。

東京商工リサーチ
1976/03/15
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(有)長崎ホンダ四輪[帯広市]

売り上げ低下し高利資金流用

軽自動車販売の長崎ホンダ四輪(帯広市東7条南4丁目1番地)は1月31日と2月28日、不渡りを出し銀行取引停止処分となった。負債総額は1億円内外とみられる。

売り上げの低下傾向に加えて管理面の不十分、資金不足を高利資金に依存するなどで糊塗してきたが、支え切れなかった。

東京商工リサーチ
1976/03/08
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(有)第一工芸[旭川市]

手直し工事多く採算割れ

看板製作・塗装工事の第一工芸(旭川市大雪通7丁目)は2月25日と28日、不渡りを出し銀行取引停止処分となった。負債総額は3000万円内外。

管理面のズサンで手直し工事が多く採算割れとなり、従業員も縮小してきたが支え切れなかった。

東京商工リサーチ
1976/03/08
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まるたけ三共(株)[札幌市]

二回目の不渡り

建築金物・流し台製作のまるたけ三共(札幌市白石区東札幌1条3丁目)は2月27日と28日、不渡りを出して破綻が表面化した。

受注は減少傾向を示し、また土地購入などに資金固定などもあり資金操作は苦しく、多額の融手が介在していた。すでに事務所は閉鎖されている。

東京商工リサーチ
1976/03/08
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1976年2月25日 (水)

北栄建材(株)[札幌市]

仕入先の足並み乱れる

建材販売の北栄建材(札幌市東区北39条東8丁目2番地)は2月25日、第1回不渡りを出し、社長は所在が判明せず整理入り必至とみられている。負債総額は8700万円。

25日の支払手形決済前に大口債権者の参集を求めて支援を要請、一応全員の同調を得たものの、一部の債権者が在庫を引き揚げ、協調体制が崩れた。

東京商工リサーチ
1976/03/01
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1976年2月24日 (火)

(株)北成工業[斜里町]

採算割れで赤字かさむ

土木・建築工事の北成工業(斜里郡斜里町豊倉15番地)は1月26日と2月24日、不渡りを出し行き詰まりが表面化した。負債総額は4000万円内外。

安値受注で採算割れの工事が多く、赤字がかさんで今次事態となった。債権者との協議の結果、一般債務を棚上げて再建に決定。

東京商工リサーチ
1976/03/29
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1976年2月20日 (金)

(株)前江田建設[岩見沢市]

放漫経営・完全整理か

土木・建築工事の前江田建設(岩見沢市6条東1丁目)は2月10日と20日、不渡りを出して破綻が表面化した。負債総額は6000万円内外の見込み。

取引先の支援で法人組織として営業を続けてきたが、以前放漫経営は改まらず、受注不振などもあって支払手形の期日書き換えなどで凌いできたが及ばなかった。

東京商工リサーチ
1976/03/15
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北海道製紙(業)[苫小牧市]

親会社ホクシーに連鎖

製紙業の北海道製紙協業組合(苫小牧市勇払143番地)は、2月18日に会社更生法の適用を申し立てた親会社ホクシーの連鎖で、2月20日札幌地裁室蘭支部に和議を申請、事実上破綻が表面化した。

現時点での負債総額は60億円と見込まれる。

東京商工リサーチ
1976/02/23
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1976年2月13日 (金)

高北産業(株)[札幌市]

赤字累積、仕入先の協調得られず

建設資材販売の高北産業(札幌市豊平区豊平2条1丁目)は2月10日と13日、不渡りを出し銀行取引停止処分となった。負債総額は1億7300万円。

49年6月に倒産した丸高高松産業に多額の不良債権が発生して以来資金事情が悪化、その後も小口の不良債権発生や、不況下の売り上げ伸び悩みなどが重なり決済の目途が立たず、支援を要請したが協調を得られず不渡りを出した。

東京商工リサーチ
1976/02/23
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1976年2月12日 (木)

(株)函東建機[厚岸町]

仕入先の足並み揃わず不渡り

港湾土木の函東建機(厚岸郡厚岸町字港町95番地1)は2月10日と12日、不渡りを出し銀行取引停止処分となった。負債総額は10億円台とみられる。

昨年旭川市に、傍系会社函東企業を設立してゴルフ場(鷹栖平原カントリークラブ)の造成を手掛けたものの、これに多額の資金を投入したことや、設備負担で資金繰りが苦しくなり、主取引先の支援で越年したが本年に入り更に逼迫、再度支援を求めたが足並みが揃わず行き詰まった。

東京商工リサーチ
1976/02/16
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1976年2月 9日 (月)

(社)北海道労働福祉協会[札幌市]

「ろうふく」縮小再建へ 負債は七億七千万円 札地裁へ和議申し立て 支店、人員など整理

“勤労者のデパート”として知られる「ろうふく」を経営する道労働福祉協会(越智喜代秋理事長、本部・札幌市中央区南二西三、ろうふくセンター内)が多額の負債で行き詰まり、抜本的な再建に乗り出すことになった。このため、同協会は九日、札幌地裁に“破産”を防止するための「和議」を申し立て、同日受理されるとともに、財産保全命令が出された。労働者の生活福祉向上に貢献してきた同協会だが、今回の“つまずき”が、労働福祉活動全体にどう影響するかも懸念される。

不況で販売ガタ落ち

道労働福祉協会は二十八年から労働団体や、関係者の出資、道労働金庫の融資を受け、生活用品の月賦販売を中心に営業を続けてきた。スタート当初は、他に月賦販売もなく利用者に好評だったが、その後、月賦会社が増え、金融機関や小売業者も各種ローンを始めたことなどから、特色が薄れて業績が悪化した。一方、不況による個人消費の停滞も大きく影響して、負債総額は約七億七千万円に達するといわれる。

同協会は、特殊な事業目的から借入金は道労働金庫だけに頼っており、一月末現在の同労金からの借入金は四億円を超え、三月末決算期には八千万円の資金不足が見込まれ、このままでは“不渡り”が発生する可能性が強まった。しかし、同労金の同協会への貸し付けワクは一応、四億円程度で、“破産”という最悪事態を回避するため、九日に「和議申し立て」をしたもの。

同協会は、これを機会に業務を抜本的に検討、再建に乗り出す方針を決めている。具体的内容としては(1)函館、旭川、釧路、苫小牧各市にある支店の一部縮小(2)協会職員の人員削減(3)負担金利の一時タナ上げまたは軽減―などが中心になりそう。また同協会は、札幌、釧路に二カ所、苫小牧市一カ所の保育園を経営しているが、すでに一時的に独立法人とするなどの措置をとったため、五保育園の運営に支障はない。さらに、同協会と同様の趣旨で設立され火災、障害など保険業務を行っている道労働者共済生活協同組合連合会(越智喜代秋会長)は、同様協会の和議申し立てや再建計画の影響は受けない、という。

このままでは連鎖倒産必至

越智喜代秋・道労働福祉協会理事長の話

 四十八年六月から理事長に就任したが、どうも経営内容がおかしいので、四十八、四十九年の二回にわたって労金、生協連の専門家に中身を洗ってもらった。それでも全容がはっきりしなかった。そのうえ、昨年来の不況で組合員の購買力が落ち込み、物資供給事業の売り上げが大幅に減少してしまった。このままでは三月には不渡り手形を出し、連鎖倒産を招く恐れもあるので、和議を申し立てた。今後、債権者の皆さんと協議し、裁判所の判断で更生を図っていきたい。

北海道新聞夕刊
1976/02/10
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1976年2月 6日 (金)

(有)北海道第一冷凍輸送[小樽市]

放漫経営で不渡り

運送業の北海道第一冷凍輸送(小樽市色内1丁目2番18号浜ビル内)は2月2日と6日の連続不渡りで銀行取引停止処分となった。

昨年12月に破綻した企業に融手が焦げ付き今次事態となった。

東京商工リサーチ
1976/02/23
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1976年2月 5日 (木)

兼光大友産業(有)[釧路市]

荷不足で競合激化

運送業の兼光大友産業(釧路市鳥取北5丁目6番6号)は1月31日と2月5日、不渡りを出し銀行取引停止処分となった。負債総額は8000万円内外。

最近の荷不足傾向から同業者間の競合が激しく、値引き受注で採算が低下、今次事態となった。

東京商工リサーチ
1976/02/23
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勝栄運輸(株)[伊達市]

業績不振に役員間のトラブル

一般貨物運送業の勝栄運輸(伊達市有珠町229番地の1)は1月31日と2月5日、不渡りを出し破綻が表面化した。

業績面が振るわず資金面が圧迫されているところに、役員間のトラブルが発生して今次事態となった。

東京商工リサーチ
1976/02/23
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エー・シー・エム北海道(株)[札幌市]

市況見通し悪く

管材販売のエー・シー・エム北海道(札幌市中央区北6条西9丁目)は12月1日と2月5日、不渡りを出し銀行取引停止処分となった。

不良債権の発生、在庫過大などが積み重なって第1回不渡り発生、以後取引先の管理下に営業してきたが、不況下に以前見通しは暗く破綻が表面化した。

東京商工リサーチ
1976/02/23
http://www.tsr-net.co.jp/

(有)林建材店[木古内町]

伊藤木材の連鎖・代表者失踪

建材・木材販売の林建材店(上磯郡木古内町618番地)は2月5日、代表者が失踪し同時に不渡りを出して破綻が表面化した。負債総額は5500万円内外。

1月26日に倒産した伊藤木材と融手関係があったため、これが焦げ付き支え切れなかった。

東京商工リサーチ
1976/02/09
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(株)巳のや[苫小牧市]

経営姿勢悪く主要取引先から 打ち切られる

包装資材販売の巳のや(苫小牧市新富町1丁目1番6号)は1月31日と2月5日、不渡りを出して破綻が表面化した。負債総額は6000万円内外とみられる。

薄利多売主義で得意先は小口が多く、主取引先の庇護や一部市中金融の利用などで凌いでいた様子。代表者のズサンな経営から取引先から見放され行き詰まった。

東京商工リサーチ
1976/02/09
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1976年2月 4日 (水)

(有)大東運輸[苫小牧市]

受注急減し資金ショート

貨物運送業の大東運輸(苫小牧市字植苗40番地17)は12月31日と2月4日、不渡りを出し破綻が表面化した。負債総額は6000万円内外とみられる。

49年に現住所の土地を購入し社屋を建築したが、収入は大幅にダウンとなり、同業者や市中金融などからの借入などで操作してきたものの堪えられなかった。

東京商工リサーチ
1976/02/16
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1976年2月 3日 (火)

丸京衣料センター[函館市]

倒産した衣料品店の債権 不当に独り占め 二業者 地裁に破産申し立て

函館市の衣料品店が倒産したのにからみ、債権者の一部が不当に債権の大半を独り占めした―として二十六日、函館市と旭川市の衣料品卸業者が、この衣料品店に対する債権を各債権者に公平に配当することを求め、函館地裁民事部に破産宣告の申し立てをした。

申し立てをしたのは、債権者の旭川市二条通九ノ左四号、山口繊維会社(山口信市社長)と函館市若松町七ノ二一、外山商事会社(外山平治社長)で、代理人は札幌市中央区大通西一〇、牧口準市弁護士。

債権者は丸京衣料センター木古内店=渡島管内木古内町本町三三三=と同五稜郭駅前店=函館市亀田本町三五=の岸清照社長(三七)=同市昭和町三五九=。

申立書によると、丸京は一月二十五日、今月三日と相次いで不渡りを出し倒産。山口繊維に約一千八百万円の売掛金残債務と二百万円の小切手による債務、外山商事に対し約二百万円の売掛金残債務と一千万円の約束手形債務がありながら、第一回の不渡りを出した一月二十五日、同じ債権者の帯広市のM卸業者に在庫商品約七千万円のうち約六千万円を譲渡した。そのうえ、今月十日、丸京所有の同管内七飯町東大沼の原野二千五百平方メートル(一千二百万円相当)をM業者に移転登記するなど、山口繊維をはじめ十六人の債権者の総額約一億円の債務のほとんどをM業者に渡した、という。

このため、山口繊維と外山商事は破産管財人を設定して速やかに認否権を行使し、丸京所有の財産を公平に配当せよ―と主張している。

また、岸社長は倒産寸前の昨年暮れから、今年一月中旬まで卸業者からかなりの商品を仕入れており、計画的な詐欺の疑いもあるとして山口繊維と外山商事は告訴の準備を進めている。

岸社長は一月二十五日以降、姿を消している。

北海道新聞
1976/02/27
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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