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1975年8月18日 (月)

東洋観光開発(株)[旭川市]

東洋観光開発に破産宣告

札幌地裁(稲垣喬裁判官)は十八日午前、不動産企業の東洋観光開発株式会社(上野金太郎社長、本社・旭川市五ノ一二)に対し、破産宣告を行った。

同社は、経営資金ひっ迫から昨年十一月三十日、同十二月一日の二回にわたって不渡り手形を出し、事実上倒産したため再建計画を検討していた。しかし、大口債権者の一人、私立札幌第一病院理事長の清水正吾氏から訴えを受けた札幌地裁の調べでは、同社の経理内容が二億円を下らない債務超過となるため会社の「再建は困難」として破産の宣告をしたもの。

同時に同地裁は破産管財人に江本秀春弁護士(札幌市)を選び、九月三十日に第一回債権者集会を開く。

同社の負債総額は約二十四億円に達するといわれるが、関連会社の倒産もあり、戦後の倒産としては“ベスト・テン”に入る大型なものとなった。

【注】東洋観光開発は、四十四年四月に旭王林材(上野金太郎社長、本社・旭川市)の不動産部門会社として設立された。資本金は四千万円で、代表取締役は上野旭王林材社長が兼ねている。地元旭川では一時土地売買をしていたが、ほとんど札幌市中心に営業をしており、札幌市中央区南八西四に札幌オリエンタルホテルを別会社で経営するほか、同市西区琴似二十四軒、カルチェ・ド札幌など分譲マンション二軒、飲食店一軒を経営している。しかし、カルチェ・ド札幌の工事代金の一部未回収、さらに四十八年から後志管内ニセコ町に分譲別荘ホテル、オリエンタル・コンドテルを建設中だったが、資材費高騰などで資金繰りが悪化、四十九年十一月と十二月に不渡り手形を出し倒産した。債権者のほとんどが札幌で、旭王林材も関連倒産している。

北海道新聞夕刊
1975/08/18
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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