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1974年12月

1974年12月31日 (火)

(株)双和[札幌市]

不渡りを出し整理入りへ

繊維製品卸の双和(札幌市東区北6条東5丁目)は12月31日、不渡りを出し整理に入った。
負債総額は2400万円内外とみられる。

婦人服地の卸業で手堅く推移していたが、既製品にも進出したところ、最近の売れ行き不振で在庫負担となり、仕入先の足並みが乱れ、不渡り発生となった。

東京商工リサーチ
1975/01/27
http://www.tsr-net.co.jp/

今金建設(株)[今金町]

年末決済できず代表者失踪

土木工事の今金建設(瀬棚郡今金町字今金435番地101)は12月30日に代表者が失踪、31日に不渡りを出し行き詰まりが表面化した。負債総額は2億3000万円内外とみられる。

資金力が乏しく、設備重機類が負担となり、手形ジャンプ要請など対外信用は低下していた。資金繰りのための無理受注も見られていたが、年末から最盛期までの資金手当ての目途が立たず、代表者は行方を絶ち、不渡りを出した。再建は困難な模様。

東京商工リサーチ
1975/01/20
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明治薬品販売(株)[札幌市]

競合激しくジリ貧

医薬品販売の明治薬品販売(札幌市豊平区月寒東3条8丁目2番地)は12月26日と31日、不渡りを出し銀行取引停止処分となった。負債総額は4000万円内外の見込み。

業界の競合が激しく売上はジリ貧状態となり資金繰りが悪化、代表者が金策と称して富山県方面に出向いたまま帰らず今次事態となった。

東京商工リサーチ
1975/01/20
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日興商事(株)[札幌市]

経営振りズサン・代表者姿見せず

板金工事・サッシ・シャッター取付の日興商事(札幌市北区新琴似6条1丁目)は9月17日と12月31日、不渡りを出し、銀行取引停止処分となった。負債総額2000万円内外とみられる。

第1回の不渡りは期日手違いで発生したもので、支払先との話し合いで解決したが、元来代表者はルーズで、受注にあたっても必要以上の交際費を浪費するなど、放漫性をマークされていた。不渡り後代表者は家族を残したまま姿を見せておらず再建は困難な模様。

東京商工リサーチ
1975/01/13
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(株)武山商会[帯広市]

武山商会(帯広)が倒産 負債額、約四億二千万円に

【帯広】十勝地方にシェアを持つ動力資材、配管設備資材の商社、武山商会(本社・帯広市、武山多津男社長、資本金六百万円)は四日、不渡り手形を出して銀行取引停止を受け、事実上倒産した。負債総額は約四億二千万円になるとみられる。

同社は東芝、積水化学系列の十勝地区の総代理店として三十五年六月に設立され、主にモニター、ポンプ類、配管類の卸販売を行っている。東京商工リサーチ帯広支店の調べによると、昨年十二月三十、三十一日の両日、相次いで約千二百万円の不渡りを出したもので、十勝地方では今年に入って初めての大型倒産。昨年の総需要抑制のあおりで売り上げが鈍化し、在庫品の処分が出来なかったほか、昨年五月、負債総額十二億円を出して倒産した帯広・荒井貞七商店の融手グループに関連して資金繰りが悪化したとみられている。

同社の倒産によって管内の下請け設備業者の関連倒産も心配されている。

北海道新聞
1975/01/05
http://www.hokkaido-np.co.jp/

1974年12月30日 (月)

斉藤設備工業(有)[帯広市]

武山商会と融手

配管・設備工事の斉藤設備工業(帯広市東9条南8丁目)は12月28日と20日、不渡りを出し銀行取引停止処分となった。負債総額は8000万円内外とみられる。

不良債権の発生などで資金繰りは悪化、取引先の武山商会との融手で繰り回していたが、同社の破綻により連鎖破綻となった。

東京商工リサーチ
1975/01/20
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1974年12月27日 (金)

(有)北洋産業[釧路市]

計画ズサンで不渡り

運送業の北洋産業(釧路市新富士町5丁目3番1号)は9月30日と12月27日、不渡りで銀行取引停止処分となった。負債総額は2億円内外とみられる。

荷量の増加に伴い積極的に増車してきたが、計画に緻密性を欠き特に資金面はズサンで、9月末の不渡り以後、荷主からの前受金で繰り回していたが行き詰まった。現在は営業を続けつつ折衝中だが、事態は流動的。

東京商工リサーチ
1975/01/20
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マリモ寝具工業(株)[札幌市]

売れ行き不振で採算割れ・代表者所在不明

まくら製造販売のマリモ寝具工業(札幌市中央区南10条西16丁目)は12月26日と27日、連続不渡りを出して、代表者らは所在をくらました。負債総額は6000万円内外の見込み。

1969年3月に倒産したマリモまくらの加工部門として設立、以後販売部門も担当していた。しかし、経営の放漫性を批判する向きもあり売れ行きは振るわず在庫が増加、原材料高騰、諸経費増で採算割れとなり高利資金の導入などで凌いでいたが支え切れなかった。

東京商工リサーチ
1975/01/20
http://www.tsr-net.co.jp/

北海道工業(株)[留辺蘂町]

主販売先・千代田林産(高山)に連鎖

妻楊子製造の北海道工業(常呂郡留辺蘂町字旭10番地)は12月27日以降連続不渡りを出し、破綻が表面化した。負債総額は1億7500万円内外の見込み。

当社製品の90%の受け入れ先である千代田林産(岐阜県高山市)の倒産により多額の不良債権が生じ連鎖破綻となった。

東京商工リサーチ
1975/01/13
http://www.tsr-net.co.jp/

1974年12月25日 (水)

(株)拓商地建[札幌市]

業績不振・代表者所在不明

不動産業の拓商地建(札幌市中央区大通西18丁目1番地)は12月20日と25日、不渡りを出し、銀行取引停止処分となった。負債総額は4500万円内外とみられる。

ニセコ地区などの山林、原野を現状有姿で売買する計画をしていたが、最近の経済環境から思うにまかせず、広告、宣伝、旅費など派手な経費がかさみ行き詰まった。代表者は不渡り後所在をくらましている。

東京商工リサーチ
1975/01/13
http://www.tsr-net.co.jp/


1974年12月23日 (月)

宮佐建設工業(株)[三笠市]

受注低調、放漫で負債累積

土木工事・鉄骨工事の宮佐建設工業(三笠市弥生橘町)は12月20日と23日、不渡りを出し、銀行取引を停止された。負債総額は1億6000万円内外とみられる。

炭鉱の機械製作、補修を主業としていたが坑内作業に転じた。しかし、閉山坑道の撤収作業で赤字を出し、融手操作で繰り回してきたが、これが深まるにつれて対外信用が低下、負債も累積し支え切れなかった。

東京商工リサーチ
1975/01/13
http://www.tsr-net.co.jp/

斎藤木材興業(株)[札幌市]

不動産に手を出し支払手形乱発

製材・チップ・造材の斎藤木材興業(札幌市豊平区豊平4条5丁目18番地)は12月21日と23日、不渡りを出し銀行取引停止処分となった。負債総額は8億円内外と見られる。

主体は国有林の造材で安定した業態を維持していた。ところが取引先の旭王林材との関係で東洋観光開発と接触、不動産手を出し運転資金流用のほか多額の融手操作をしていた様子で、前記2社の倒産で連鎖破綻となった。

東京商工リサーチ
1975/01/13
http://www.tsr-net.co.jp/

1974年12月21日 (土)

夕張額縁工業(協)[夕張市]

“夕張額縁”が倒産 産炭地振興の誘致企業 負債5億円

【夕張】産炭地振興のため夕張市が四十六年に誘致した第一号の企業、夕張額縁工業協同組合(富安昇理事長)は経営不振に陥って不渡り手形を出し事実上倒産した。このため二十一日、債権者会議を開くが、夕張市は日本最大の同工場を残すために産炭地振興整備公団、道、地元企業家などと話し合い経営陣を一新して再建に乗り出すことになった。

同工業協組は四十六年八月、愛知県など本州の額縁企業七組合の共同出資で市内紅葉山工業団地に進出、四十八年には年商七億六千万円と順調な歩みを続けていた。

ところが、今年の八月ごろから百八十人(本採用百五十八、臨時二十二)の従業員の夏季手当一・六カ月分が八、九月の分割払い、八月の賃金も九月に遅配。一方、富安理事長が経営する愛知県豊橋市の富安額縁店が今月十五日に不渡り手形を出し、理事の富士額縁センターが十日、東京の森額縁店、額縁センターがそれぞれ十五日に倒産、七つの出資組合のうち四組合が倒産した。このため同協組の経営悪化が表面化し、十一日に五百八十五万円の不渡りを出したことから、二十一日札幌で債権者会議を開いて、和議の申請を出すことになった。夕張市によると、富安理事長以下役員が本州在住ということもあって、経営のズサンさもみられ、負債総額は五億円と推定されている。

市は工場操業を今後も続けるため、当面、従業員の給料、年末手当、石炭手当などつなぎ資金総額三千九百万円を手当てするが、同協組が現在、月五千万円の売り上げに対して人件費が二二%、一千百万円程度という経営内容から十分再建出来るとみて、関係機関や地元企業と来年一月二十日までに再建策を話し合い、経営陣を一新して再発足することにしている。

北海道新聞
1974/12/21
http://www.hokkaido-np.co.jp/

 

夕張額縁工業 再建は絶望に

【夕張】札幌通産局、工業再配置産炭地振興公団、道、夕張市などは倒産した夕張市紅葉山の産炭地誘致企業、夕張額縁工業協同組合(富安昇理事長)の再建問題を協議していたが、三十日、再建グループから出されていた再建案を市が正式に断ったため、同社の操業再開の望みは完全に断たれた。

北海道新聞
1975/05/01
http://www.hokkaido-np.co.jp/

1974年12月20日 (金)

北見鋼材(株)[北見市]

北見鋼材の更生法申請受理 釧路地裁北見支部

【北見】釧路地裁北見支部は二十日、北見市三輪七七七、北見鋼材(辻小四郎社長、資本金四百万円)から出された会社更生法の適用申請を受理した。

同社は鋼材、セメントなど建築資材の卸会社で、年商六億四千万円(三月期決算)となっているが、主力商品を持たないうえ、昨年の高値時に仕入れていた鋼材が最近の値下がり傾向の中で売れず、大量の在庫を抱えて苦しい経営を続けていた。負債額は合計約五億円に達している。

北海道新聞
1974/12/21
http://www.hokkaido-np.co.jp/

1974年12月16日 (月)

(株)池永宝石商会[札幌市]

破産宣告(昭和49年(フ)第11号)

(株)池永宝石商会(札幌市中央区南7条西2丁目2番地22)は12月16日、札幌地裁から破産宣告を受けた。

破産管財人は佐藤敏夫弁護士(札幌市中央区)。

債権届出期間は昭和50年1月25日まで、第1回の債権者集会・債権調査の期日は昭和50年2月25日午前10時。

1974/12/24
札幌地方裁判所第四部

千歳興業(株)[千歳市]

ボウリング場整理 千歳興業 ブーム去り、経営悪化

民間信用調査機関が十六日明らかにしたところによると、道内では古手のボウリング場が経営に行き詰まり、会社整理に入った。ブームの衰退で同業界は苦境に陥り、“身売り”や転業が相次いでいるが、倒産が表面化したのは今年二度目。

会社整理に入ったのは、千歳市清水町一ノ一、千歳興業(山崎満社長、資本金二千五百万円)で、このほど札幌地裁に整理申し立てを行い、財産保全命令が出た。

帝国興信所札幌支店が同日までに調べたところによると、同社は映画館を経営するかたわら、四十年四月、同市内に千歳ボウル(三十四レーン)を開設したのを皮切りに、四十五年四月、恵庭市に、四十六年八月、さらに千歳市内に、それぞれ二十レーンのボウリング場を開き、主体をボウリング部門に移した。また、四十六年には同市内にレジャー施設を備えた六階建てビルを建設し、千歳ボウルを移設、順調な営業が続いていた。

しかし、昨年以降は全道的なボウリングブーム衰退のあおりで、主力の同部門の売り上げが落ち、ビル建設に伴う金利負担もかさんだことから経営が悪化した。このため、今年十月には千歳ボウルを除くボウリング場を閉鎖し、施設を売却して赤字の埋め合わせを図ったが、近づく資金手当てがつかず、会社整理となった。

負債総額は約七億五千万円とみられるが、同社はビル建設以外の資産を売却して負債を減らし、今後徐々に返済していく方針。

北海道新聞
1974/12/17
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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