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1974年5月27日 (月)

(株)尾上組[帯広市]

尾上組が事実上倒産 帯広・荒井商店の連鎖 不渡り二回目出す

【帯広】二十日に今年、道内最大の負債で倒産した荒井貞七商店(本社・帯広、資本金千三百万円)の融手グループとして動向が注目されていた総合建設業、尾上組(本社・帯広、資本金一千万円)が二十七日、帯広信金本店で二回目の不渡り手形(額面二百万円)を出し、銀行取引を停止された。金融筋では、負債総額は七億円に上り、事実上の倒産とみている。

帝国興信所帯広支店の調べでは、同社は四十六年末に一度、経営不振に陥ったが、ビル、住宅設備の工事部門に進出した荒井商店のテコ入れで持ち直し、四十八年十月期決算(年一回)では、工事完工高七億七千五百万円を計上していた。

だが、昨年来のビル、住宅工事の減少から業績は振るわず、今年に入ってからの受注は一件もなかった。このため荒井商店と多額の融通手形を書き合ったり、高利の融資を受けてしのいできたが、後押しの荒井商店が倒産した二十日に帯広信金で百二十万円の不渡りを出したのに続いて二十七日、二回目の不渡りを出した。金融筋では工事受注の見積りの甘さや、融手乱発など放漫経営が経営行き詰まりの原因とみている。

同社は、近く債権者を集めて、これまでの経過や資金状況などを説明するが、債権者は地元を中心に下請業者、資材納入先などを含めて数十社に上るとみられ、連鎖倒産の心配が出ている。

北海道新聞夕刊
1974/05/27
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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