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1973年11月

1973年11月16日 (金)

北海道ニツトー産商(株)[札幌市]

破産宣告(昭和48年(フ)第4号)

北海道ニツトー産商(株)(札幌市豊平区平岸3条4丁目174番地)は11月16日、札幌地裁から破産宣告を受けた。

破産管財人は黒木俊郎弁護士(札幌市中央区)。

債権届出期間は昭和48年12月3日まで、第1回の債権者集会・債権調査の期日は昭和48年12月17日午前10時。

1973/11/22
札幌地方裁判所第四部

1973年11月13日 (火)

一印札幌水産[札幌市]

相次ぎ大型倒産 札幌、根室の水産業者

インフレの進行、金融引き締めの浸透で道内の企業倒産も急カーブで増えているが、十三日までに札幌と根室市内の水産物販売加工業二社が累積赤字、資金繰り難から相次いで倒産した。負債総額は両社合わせるとざっと十八億円にのぼり、いずれも今年発生した道内の企業倒産の中でもトップクラスの規模。

倒産したのは一印札幌水産=資本金一千万円、札幌市西区琴似二十四軒一九二番地=、やちだ商店=谷内田二郎社長、資本金一千二百万円、根室市緑町一ノ二九=の二社でそれぞれ累積赤字と不良債権の発生から銀行、市場との取引がストップ、東京商工興信所道支社の調べによると負債は一印水産が約十億円、やちだ商店は約八億円にのぼっている。

一印水産は四十七年度の年商二十一億円(四十八年度三月決算)、鮮魚と水産加工品販売業者として札幌市内では大手に入る。四十五年度以降、毎期平均一千五百万円の赤字を出しているうえ、三千万円のこげつき債権も発生、十二、十三日の両日、不渡り手形を出し、札幌市中央卸売市場の札止めにも会って事実上倒産した。負債総額の十億円は今年道内三番目の大型倒産。一両日中に債権者会議が開かれる見込みだが、取引先は本州方面が多いため、道内業者への影響は少ない見込み。

やちだ商店は、四十七年度の年商十一億円(十二月決算)。四十五年度すでに二千万円の赤字を出しているが、四十七年度から進出したフィッシュブロックの加工、輸出が不振で、十二日、債権者会議を開いて債権の二年たな上げ、五年返済を求めた。負債は一般返済だけで約三億円、総額では八億円に達するとみられている。

道内の企業倒産は九月から増勢に転じ、十月は件数で本年度最高を記録、今後、年末にかけて資金需要が活発化するが金融市場のひっ迫が避けられない情勢だけに企業倒産はさらに多発しそうだ。

北海道新聞
1973/11/14
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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