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1972年4月

1972年4月24日 (月)

道南観光開発(株)[虻田町]

洞爺サマーランド 全従業員に解雇通告 “会社の都合”と突然閉館

【洞爺湖温泉】経営悪化から自主再建に乗り出す予定でいた洞爺サマーランド(経営母体、道南観光開発=本社室蘭、猪股典雄社長、資本金八千百万円)は、二十四日から突然閉館し、従業員五十六人(一部保安要員を除く)に対し全員解雇を通告した。

同サマーランドは、四十五年五月、道南バス系の道南観光開発が総工費十億円で建設した観光、レジャー施設だが、当初の年間利用客、五十万人の目算が狂い、結果的に九億八千万円の累積負債をかかえ経営ピンチとなり、二十日に猪股社長が『取り引き金融機関の協力を得て、企業合理化を中心にした自主再建に乗り出す』と発表したばかり。

しかし、従業員側の話によると、翌二十一日、同社長から突然、全員解雇の通告があり、同時に“会社側の都合”で二十四日から閉館したという。

従業員側には組合組織はないが、この解雇通告に驚き、このほど代表人を選出して、会社側と交渉した結果(1)退職予告手当て本給一カ月分(2)特別退職手当て同一カ月分を五月二十日までに支払う―の確認書を取りかわした。

この自主再建の発表に驚く突然の閉鎖措置について、会社側ではくわしい理由の説明は避けており、従業員側自体、交渉相手の責任者、猪股社長が二十三日から不在のため、なぜこうした事態となったのか、その真意をはかりかねている。

北海道新聞
1972/04/25
http://www.hokkaido-np.co.jp/

1972年4月11日 (火)

ウスイ[室蘭市]

室蘭の『ウスイ』倒産 創業60年の衣料品店

【室蘭】年商六億円の室蘭市内の代表的総合衣料品店『ウスイ』(臼井賢吉社長、資本金一千四百万円)が三百二十五万円の不渡り手形を出して十三日、銀行取り引き停止となり倒産した。

同店は同市内の海岸町、中央町に二店舗を持ち創業六十年のしにせだが、本店の所在地である海岸町の斜陽化でここ数年経営が悪化。

四十六年九月に中央町に新店舗を開設したさい、その資金三千万円の融資が不調に終わり、行き詰まり状態になった。その後、一部負債のタナ上ゲなど再建を進めたが、十日に三百十三万三千円、十一日十二万二千円の不渡り手形を出した。負債総額は約一億五千万円。

北海道新聞
1972/04/14
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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