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1971年10月22日 (金)

ラーク食品[仁木町]

ズワイ規制など響く ラーク食品(仁木)操業停止

【仁木】後志管内仁木町のラーク食品(資本金三千二百万円)は、経営の行き詰まりからこのほど操業を停止した。同社は四十四年五月に、前年に倒産して閉鎖された旧クレードル興農仁木工場を買収してスタートしたもの。設立当初は地場産業の育成と地元農産物の販路拡張を目的に、町と町農協がテコ入れしただけに、地元関係者の間には『別会社にしてもなんとか操業再開を…』の声が強い。同社の資本金は大部分小樽市の中川漁業部が出したが、町も補助という形で二百万円、町農協も四百万円を出資した。

スタート当時の従業員は約百人で、アスパラ、スイートコーン、トマトなど農産物の加工を手がけ、冬季間には、中川漁業部からズワイガニを取り寄せ、これのカン詰め加工で通年操業をする体制をとった。しかし、同社が農家との間に栽培契約を結ばなかったため安い原料を入手できなかったことや通年操業による人件費の増加が行き詰まりの原因とみられる。当初は年産二億円以上と見込んでいた生産額も、四十五年にはスイートコーンとカボチャの冷凍加工やアスパラ、カニカン詰めなどで合計約八千九百万円と計画の半分にも達しなかった。

さらにズワイガニの大幅な規制が実施され、これが原料面の足をひっぱり九月中旬に操業停止になってしまった。

北海道新聞
1971/10/22
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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