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1970年10月

1970年10月23日 (金)

大五商事(株)[札幌市]

破産宣告(昭和45年(フ)第18号)

大五商事(株)(札幌市大通西5丁目11番地)は10月23日、札幌地裁から破産宣告を受けた。

破産管財人は藤本昭夫弁護士(札幌市)。

債権届出期間は昭和45年11月21日まで、第1回の債権者集会の期日は昭和45年12月18日午後1時、債権調査の期日は昭和45年12月18日午後1時。

1970/10/29
札幌地方裁判所第二部

(株)北海物産商会[札幌市]

製材の北海物産商会が倒産

道内製材業界の大手、北海物産商会(本社札幌、資本金四千七百万円)が推定約十六億円の負債をかかえて二十三日札幌地裁に会社更生法の適用を申請した。

同社は昭和二十八年十月設立され、日高管内浦河町、同新冠町、釧路管内音別町にそれぞれ工場を設置、一般製材のほかチップ生産も手がけ、その後釧路市に道東国際ゴルフセンターを設立する一方、池田林業や湯浅林業など業績不振会社を翼下に入れて系列企業の拡大と多角経営にあたってきた。同社公表の四十四年九月決算では、総売り上げ二十一億二千万円、税引き利益一千二百万円を計上、慢性化した製材業界の市況不振の中でも比較的経営状態が安定していた。

ところが九月、倒産した菊地組(十勝管内陸別町、土木・製材)など倒産企業に対するコゲつき債権が合わせて四千五百万円にものぼったほか、多角経営による無理な投資がたたって経営が行き詰まり、倒産したもの。同社では債権者や取り引き関係者を集め近日中に説明する方針。

北海道新聞夕刊
1970/10/24
http://www.hokkaido-np.co.jp/

1970年10月 2日 (金)

中川酒造(株)[札幌市]

道内業界のしにせ 中川酒造が廃業

道内酒造業界のしにせ、中川酒造(本社札幌、資本金九百九十万円)がことし限りで完全廃業することになった。道内の酒造界はこのところ大手メーカーを中心に銘柄選別時代にはいっており、こんどの中川酒造の廃業は中小メーカーにかなりショックを与えている。

中川酒造は明治二十九年創業で、清酒『金富士』活性酒『銀富士』を販売しており、札幌、小樽などの道央に地盤をもっていた。

だが、道内の清酒消費量がここ数年横バイで、消費動向も銘柄指定へと変化するにつれ卸し問屋も大メーカーのブランド製品の重点販売へと移行、この影響をまともに受けて四十二年、四十三年とも約三百万円の欠損を出し、今後の見通しも暗いため主取り引き銀行の道銀とも相談、廃業することに決めたもの。

店舗閉鎖後の措置としては同社は現在、同社の用地四千二百九十平方メートルを道営高層住宅用地として売却、その中の一、二階を同社の貸し店舗とする方針。

北海道新聞
1970/10/02
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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