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1970年3月25日 (水)

(株)ほくそう[札幌市|札証 8128]

割賦販売会社「ほくそう」も経営ゆきづまる

道内割賦販売の大手、株式会社ほくそう(資本金二億三千万円、本社・札幌市南四西七)はこのほど不渡り手形を出して経営が行きづまった

同社は、繊維製品、電気器具、家具類などの割賦販売が主体で、店舗も本店のほかに釧路、函館、旭川など主要都市を含め道内に合計十二店をもっており、年間売り上げは二十五億円の大手業者。しかし、昨年八月の本店新築をはじめ稚内支店新築など相次いで設備投資を行ない、販路拡張を図ったものの営業成績がともなわず、また設備資金の一部返済期にはいり、資金繰りが苦しくなった。このため二十三日支払い日の約八百万円の手形が落ちず不渡りとなった。二十五日の手形交換開始時刻まで買い戻されない時は銀行取り引き停止処分を受け倒産となる。

北海道新聞
1970/03/25
http://www.hokkaido-np.co.jp/

 

『ほくそう』倒産 負債22億 更生法適用申請へ

道内割賦販売の大手である株式会社ほくそう(本社・札幌市)は不渡り手形を出したが、二十六日に札幌地裁に対し会社更生法の適用申請することに踏み切った。これで同社の倒産は確定的となった。

同社は本店のほかに道内十一店舗をもって繊維製品、電気器具、家具類を中心に割賦販売をしており、今六月期(決算年一回)の売り上げも二十二億円を見込んでいた。しかし、相次いで行った店舗の新・改築など設備投資の資金繰りがつかず行きづまったもので、同社では二十五日から本支店とも営業を停止している。負債推定額は金融機関の借り入れ金、仕入れ先への買い掛け金、未払いなど合わせて約二十二億円で、二十六日札幌で社長が債権者に事情を説明することになっている。二十五日午後、社長は今後の対策を含めて次のように語った。

世間を騒がせ申しわけない。今回行きづまった原因は設備投資の過大と資金手当て計画、営業見通しの甘さだ。しかし、営業内容は黒字経営でもあり、この際、会社更生法の適用を受けて債権者へむくいたいと思う。

北海道新聞
1970/03/26
http://www.hokkaido-np.co.jp/

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