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1896年1月 1日 (水)

紋鼈製糖(株)[紋鼈村]

本邦に於ける甜菜糖業は明治十一年、時の松方勸農局長(松方老候)が巴里萬國博覽會視察の結果同年勸農局直營の甜菜工場を紋鼈に設立し佛國製機械を以て一晝夜甜菜根二千五百貫乃至三千貫を壓搾する砂糖の製出を行ひしを濫觴とし超えて十七年獨逸より技師を聘し滲出法を以て製糖を開始せるに稍成績見るべきものありしも收支償ふに至らず遂に同十九年十二月伊達邦成氏等に依りて資本金五萬圓の紋鼈製糖會社(二十五年十萬圓に增資)に十五ケ年無償契約にて工塲全部を貸下げ更に政府は資本利子の補給を行ひ獨逸人の技師を官給し汽船を無料にて貸與する等の保護奬勵をなせり。然れども同社は缺損に次ぐ缺損を以てして二十九年遂に解散の止むなきに至れり

中外商業新報
1920/11/25

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